フォーラーネグレリア 日本 佐賀
フォーラーネグレリア（Naegleria fowleri）って知ってます？
水から感染して「脳を食べる」アメーバーらしいですよ。
「脳を食べる」って・・・コワイ！
正確にいうと、脳の組織を破壊するんだそうです。
このフォーラーネグレリアに感染して亡くなる事例が
時々起こりますが、この度パキスタン最大の都市カチラで
４ヶ月の間に１０人が亡くなったことで再度話題になっています。
この「フォーラーネグレリア」を”Yahoo”で検索すると、
「フォーラーネグレリア 日本」
「フォーラーネグレリア 佐賀」
と関連キーワードが出てきますよね。
まさか、日本は水道水が引いてあるのに「フォーラーネグレリア」
に感染した人がいるのかな？
「フォーラーネグレリア 日本」「フォーラーネグレリア 佐賀」と
あるように、
佐賀県で１９９６年に１人感染した方がいました。
２５歳の女性でした。
その方は、インフルエンザ、細菌性髄膜炎と誤診され、発熱から
始まって意識混濁に陥りました。そしてフォーラーネグレリアに
感染していると解った時には脳死状態で、感染９日後に亡くなった。
いや～アメリカとか海外だけの話かと思ったら大間違いですね。
「フォーラーネグレリア」に気をつけるために感染する仕組みと
予防法を記載しておきますね。
まず、感染は鼻の粘膜や傷口などから神経に侵入して、潜伏期間
４日～１週間を経て脳内に進入して、原発性アメーバ性髄膜脳炎を
引き起こして、脳の組織を破壊する。
症状としては、臭覚認知（匂いや味）の変化の後、吐き気、嘔吐、
発熱、頭痛を示すそうです。そして急速に昏睡し死に至るそうです。
なお、原発性アメーバ性髄膜脳炎の致死率は９９％だそうです。
予防策としては、フォーラーネグレリアのいる環境が水温２５度～
３５度らしいので、生水などでの鼻うがいや、傷口の洗浄は控えた
ほうがよろしいかと思います。
水道水でも、煮沸してから使用するのが一番の予防策です。
ほんと、怖いアメーバですね。
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